随分と昔に石川県金沢で発掘した「暦板」を、広間に飾り楽しんでいましたところ、上野の国立科学博物館の要請にて昨年10月にお貸し致しました。
4月16日、本館をリニューアルしての日本館オープンの招待を頂き、真っ先に取り急ぎ展示の状況をのぞきました。1階入って右手第1室に展示され、周囲は天球儀や時計、望遠鏡や地震計など、整然と居並ぶ中にあり、極めて小さいながら当館・江戸民具街道の表示もあり、居心地良さそうなところに鎮座し、たくさんの方々に見て頂けそうな模様です。
上野へお出掛けの折にはご覧頂ければ幸いです。
Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄


2月5日から5月7日まで
図は極めて豪華な燭台です。上の輪は灯明皿を乗せるためのものです。従ってローソクを立てる芯の先は、輪より必ず下がっています。
江戸の最高からくりと言われる所の「弓射り童子」二体と、百五十年ぶりに
待望の「夢大からくり展」に正月二日の初日に家内共々参りました。午後二時半からの実演開始には、既に一杯の人々にで、後方からのび上っての見学です。
古くは奈良時代、
江戸の後期1840年から1850年に、からくり儀右門こと田中久重によって作られた、一大傑作の「文字書き人形」が、
急須形や高杯形、7月に載せた茶碗形は、“たんころ”と呼ばれ、移動や掛行灯に火を移すところの浮世絵にも見られ、時に提灯にも使われたのでございます。ほとんど焼き物です。銘々、油溜りがたっぷりとして、長時間灯すことが出来たので、細工場や掛行灯、灯籠などに重宝したようです。
ある年、年神様の棚に、急須を細長くしたようなものの注ぎ口から、火が灯っておったのでございます。初めて目にした物であり、今までよそでも見たことがありません。「何だあれは?」「『ひょうそく』といってなぁ、細かな細工には重宝したもんだ。物置の作業場を片付けたら出てきたので使ってみたのよ!随分めえ(前)の事だから、すっかり忘れていたがなぁ!」 随分前の事とは、大正末から昭和初期のことでして、隣に座る神様のお社である大神宮 さんを組み上げたのを含め、色々な細工に活用していたのです。
誤差を計算すると、江戸民具街道所蔵のものは、ずれの最大振幅は1.186秒、最小二乗平均誤差は0.570秒という値を得た。これは当時の垂揺球儀が非常に精度をもつ