2008年04月14日

「東芝科学館でのギャラリートーク」

toshiba.jpg 日本で初めてアーク灯が輝いた日(明治11年3月25日)を記念して、『3月25日』が電気記念日となり、東芝科学館でも「昔のあかり switch on!」なる特別展を開催、それに合わせて当館収蔵の《江戸庶民の灯火道具》50数点を搬入展示し、ギャラリートークを致しました。
 道具を手に取り動かすほどに、当時は貴重なローソクは普段には使えず、使いづらい油の灯火具を自由自在に使いこなし、さらには悪天候や移動用にローソクを見事に使いこなした様を見て、皆さんが目を見張って聞き入る様子は、当方としても大きな励ましでした。
 13時から1時間の予定が、15時からもう1度となりました。さらに玄関前で行なわれた「火起こし体験」では、持参した火打箱の火口(ほくち)に、切り火が次々と着火し、参加者が初体験だと大喜び、江戸火打ち道具の合理性に驚いていました。
 極めて心嬉しき1日でございました。


*(写真をクリックすると拡大されます)
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2007年04月08日

4月6日(金) 私設ミュージアムの会・月例見学会

fukurou.jpg 藤沢駅から近い、名刹・遊行寺さんと東海道を隔てた小高い所にあった「福本ふくろうコレクション展示館」が本日の目的場所です。私設ミュージアムの会の月例見学会なのです。館内は工芸館、彫刻、絵画、絵本など、資料数千点の収蔵展示は見事なもので、時間があるだけゆっくりと楽しめます。
開館日:土・日 10:00〜17:30 (火・水・金 予約)。藤沢市大鋸3−1−11 TEL0466(22)8747




《私設ミュージアムの会 ご案内》
 個人の美術館・博物館の集まりです。数々のコレクションを集めているユニークな方々が、毎月違う館を訪問して、それぞれの思いを語り合うとても気楽な会です。どなたでも参加できます。
 ■連絡先:アンティークミュージアム江戸民具街道 TEL0465(81)5339
   Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄


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4月5日(木) 寺家回廊(アート&クラフト)

profile.jpg

 寺家回廊(アート&クラフト)と名付けられた芸術散策エリアに、当館で作品を常設展示している鋳物師・中田文氏に呼ばれ、2〜3ヶ所を拝見しました。
 なかなか楽しくおもしろく、高須英輔氏の木工芸の工房は一段と楽しませて頂きました。白ゆ釜師・文さんの工房の隣であり、仕事の厚みをひしひしと感じさせられた工房内部は、ぜひとも、さらにゆっくりと拝見したいものです。
   Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄


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2006年01月09日

からくり展

符天機.jpg 十二月二十七日、久方ぶりに出張展示のため、収蔵品が旅立ちました。
 行き先は東京両国の江戸東京博物館です。タイトルは「夢大からくり展」です。既に始まっており、二月五日までです。
 今回のからくり展は、かってなかった一大イベントであり、中でもアメリカ帰りの文字書き人形は圧巻であり、「寿」を始め「松」「竹」「梅」の四文字を自動で書き上げるもので、完全修復初公開です。
 それと並んで当館の江戸後期の振子時計「正時版符天機」が展示されます。日々からくりの実演が行われます。連日通って勉強です。又ご報告をしたいと思っています。
   Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄

*今週は都合により音声なしとなります。

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からくり展

ク1.jpg 十二月二十七日、久方ぶりに出張展示のため、収蔵品が旅立ちました。
 行き先は東京両国の江戸東京博物館です。タイトルは「夢大からくり展」です。既に始まっており、二月五日までです。
 今回のからくり展は、かってなかった一大イベントであり、中でもアメリカ帰りの文字書き人形は圧巻であり、「寿」を始め「松」「竹」「梅」の四文字を自動で書き上げるもので、完全修復初公開です。
 それと並んで当館の江戸後期の振子時計「正時版符天機」が展示されます。日々からくりの実演が行われます。連日通って勉強です。又ご報告をしたいと思っています。
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2005年12月29日

シクラメンの色

シクラメンの色.jpg 先日に続いての熱心なる女性の来館者に、心嬉しく懇談致しましたところ、大学の卒業論文に『光と灯し火』のタイトルにてまとめたいとのことでした。
 早速、「光と、それを受けて存在を示す物との相性」のことを話した。
 その2〜3日後、新聞のコラム欄で読み、愕然と致しました。
 「シクラメンのかほり」が流行した30年前、シクラメンといえば白赤紫で収まっていた。今はピンク系のパステル調が流行っている。「蛍光灯の下での暮らしが長くなった。太陽光では鮮やかな赤い花も、蛍光灯ではくすんでどす黒くなってしまう。パステル調は蛍光灯映りがいいのだ。」
 そういえば思い出される。蛍光灯が出始めた頃、刺身の色が、腐った色に見えると人々の口に上った。改良工夫で今は無い。
 花をじっくり見ることのない今と不勉強を、深く反省させられた。
         Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年12月14日

二人の来館者(その2)

来館メその2.jpg 大正末のキャンプ手提げ灯の窓が、ガラスではなく磨き雲母である説明をを聞いて、「仕事で雲母の粉を使う」という受け答えに、一瞬「あれ?」という思いがよぎったことに、合点がいきました。
 江戸後期の時計『正時版符天機』のつくりや、烏口(からすぐち)での淡墨の線に目を留めるなど、技術者としての感性が身に付いているので、お願いを致しました。
 江戸期の諸道具の美しさに含まれている、思いやりの心から発した知恵の数々や、昔の灯し火と電灯の光で見る“物との相性”に目を向けてもらいたいと。
 例えば、和綴本 (わとじぼん)を灯し火で見る時と電気の光で見た違い。布、江戸小紋、板目など。伝統的な床の間の水墨画を灯し火でよく見て、その幽玄な味わいの素晴らしさを。
 最後に、何年か後に、ご自分が中心で仕上げた建築や作品が出来たら、必ず飛んでいくから連絡を下さるよう、楽しみに待つことを告げてお別れしたのが、3時間半ののちでした。
         Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年12月12日

二人の来館者(その1)

来館メその1.jpg 休館日の月曜日でなければ来れないとの、岐阜からの申し入れを了解してお待ちする。戸塚からの道路確認の電話で、東京からの帰路であることを知った。
 ご来館はうら若き女性2人でした。
 からくり燭台数点の体験稼働の熱意に引かれ、火打箱では新しい火口(ほくち)を充填したところ、直ちに着火させ、軽く吹くと燃焼部分が即座に拡大されていくのに、心底感動される姿は心嬉しく、1階展示室7室の解説や質疑応答に1時間を費やす。
 2階や屋上はご自由に見て頂き、広間での雑談に入って再び驚いたことには、おひと方は大工の修行中であり、もうひと方は修行が終わった新進気鋭の表具師であるとのこと。宮 大工のせがれに生まれた私は、単なる驚きとは異なった感慨を抱かされました。(つづく)
        Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年11月23日

2度目の報告

二宮小学校.jpg
 10月24日の体験学習出前講座で、活力を頂いて立ち戻った報告を致しましたが、この度、さらに大きな励ましを頂きました。子供達の感想文やスケッチの入った分厚い冊子が『二宮 小学校の4年生より』と銘記され、送られて参りました。
 図は小さくて残念ですが、ご覧下さい。
 百数十名からの文章やスケッチや写真は、得難い宝です。当館の何物にも変え難い宝物がまたひとつ増えました。時折拝読し、心の糧として大切に保管致します。
 二宮小学校の皆さん、本当にありがとう。
           Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年10月24日

体験学習

体験学習.gif 10月14日、久方ぶりの出前講座でした。子供たちの活発な動きは実に快く、活力を頂いて参りました。二宮小学校は4年生、120人弱の3クラスです。
 まずは江戸期、照明の根幹をなす、油の灯火「たんころ」からです。からくり的動きの手燭や燭台は、強く目を引きますが、何と言っても『火打箱での切り火』です。中でもうまく飛ばす子もあって、火口(ほくち)に着火し、直ちに燃え広がるのを見たグループの驚きは、極めて大きなものでした。
 紙粘土での菓子型体験は、皆さんそれなりの作品ができて大喜びです。
 子供たちが『江戸のUFОキャッチャー』と呼ぶ「水熊手」は、2本 のロープで水中の物を掴み取ってくる道具ですから、動きも大きく人気者です。2組持ち込みましたので、スムーズに流れました。
 ところが、参考にと並べた「薬研(やげん)」や、入れ子になった重箱状の「切り溜(きりだめ)」を、黙々と動かしている子供たちが今回もいました。心に響く何かがあるような気が致します。
 先生方のよろしきリードで、スムーズに流れた90分でしたが、実に心楽しい時を過ごしました。
             Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年10月12日

思わぬ発見

思わぬ発見.jpg 2日に亘る調査計測も終了し、片付けも一段落をして、今回の概略説明を聞いた後、当館収蔵の、江戸初期からの方位磁石、日時計、コダックNO.2の箱型カメラや、大阪の東野進先生から頂戴した「彎?羅鍼(わんからしん)」などを箸休めにご覧頂きましたところ、富山市科学文化センターの渡辺誠先生、富山大学の市瀬先生のおふた方から、聞かされました。
 おっしゃるには、伊能忠敬発明の彎カラ羅鍼のガラスが弛んでいたので、締め直す前に分解してみたところ、方位針の裏面が、特殊の焼き入れを示すブルースチールの青が読み取れ、さらにはそれを支える鉄芯の接点に、極小の水晶が嵌め込まれていた。伊能忠敬の師匠、高橋至時(よしとき)と兄弟弟子の間重富と交わされた書簡に書き込まれている工夫の数々を、実証的に確認できました。――とのことでした。予想も付かない心嬉しき思わぬ発見でした。
           Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年10月10日

正時版符天機調査結果

正時版.jpg 去る9月7・8日の両日に行われた、当館収蔵の、垂揺球儀を活用した『正時版符天機』と名付けられている、加賀藩の振子時計を精査計測した結果報告が、特定領域研究「江戸のモノづくり」第7回国際シンポジウムin長野(10月21〜24日)の研究者集会にて、富山市科学文化センターの渡辺誠先生により発表されます。 参加を楽しみに致しておりましたが、急きょ参加出来なくなり、残念ですが、文書にて調査報告書を頂けるとのことですので、その折にはまたご報告したいと思っております。
        Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年09月07日

輝く顔

輝く顔.gif 9月1日の午前10時、秋の涼風と共に、横浜磯子区で、身体に不自由を持ってしまった人達を常に励ます活動を続けている「たんぽぽの会」の方々37人が、颯爽とした気概で入ってこられたのを見て、心嬉しくお迎え致しました。
 皆さん既に、8月26日12チャンネルで放映された『所さんとおすぎの偉大なるトホホ人物伝』での、18分にわたる当館の収録映像を見ておられ、実演で再確認したところの江戸民具の心遣いの広さと深さに、大きな感銘を受けられたようです。
 中のおひとりは、仕事戦士の自分も不自由を持ってから、この会のお蔭で、物をしみじみと見ることが出来るようになり、今日は江戸の人々の思い遣りの心に感動しました、とおっしゃって、ゆっくりと立ち戻られました。
 私と家内共々、楽しくも嬉しい、心豊かな1日となりました。
 Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年09月05日

9月を迎えて

歓迎門1.gif ようやく涼風が立つようになり、館の少し先は、青々とした稲穂が波打つ田園です。あとわずかで、黄金の波に変わります。
 今月は、信州松本の『押絵雛』でお迎えさせて頂きました。引き続き灯火は、小田原提灯を主に、時に近況報告を織り交ぜさせて頂きます。
 早速ですが、今月7日・8日の両日、富山市科学文化センターの渡辺・布村両先生をはじめ、富山大学の市瀬先生、立命館大学の尾鍋先生方が、当館で展示の、天文時計「垂揺球儀」を活用した文政8年の『正時版符天機』の調査に来館されます。
 この2日間は、1階の広間展示室兼休憩スペースを調査に専用されますので、ご見学の方々には、この2日間は外して頂いた方が、ごゆっくりと隅々まで御覧頂けます。
 Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2005年08月22日

スタジオの活力

TV撮影.jpg 8月26日午後8時からの放映となる人気番組『所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝』に、江戸雑貨マニアとして出演の運びとなり、8月4日最後の収録に、テレビ東京のスタジオに出向きました。
 舞台前面で動き回るそれぞれの、カメラ照明・音響・道具の準備に、せわしく立ち振る舞う姿は、生まれて初めてであるド素人の私の目にも実に好ましく、舞台に居並ぶ方々も、司会のおふたり以外に、博物学の荒俣宏氏や、時代物で活躍している藤岡弘氏、女剣劇で名の通った浅香光代さんなどの顔が見え、こりゃおもしろそうだなと見ていますと、切られ役で有名なタテ師柿辰丸氏が、すごい剣幕で怒鳴り込んで、藤岡氏と切り合いとなり、見る見る引き込まれ、気持ちは舞台の一員になっていました。「秋澤さん、そろそろ時間です、衣装を着けて下さい」と呼び込まれる始末。
 立ち働く数十人の心遣いある動きは、見ている私の心をやわらげ、リラックスしすぎるくらいに和ませられました。
 本番の出来具合は、26日の9時過ぎには否応無しにバレる次第。スタジオには言い得ぬ魔力が潜んでおり、強く引かれるものが有って、驚きを感じています。



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2005年07月05日

江戸民具街道ご案内(秋澤館長の音声挨拶)

aki.JPG 平素からお引き立てを賜り感謝いたしております。今後ともよろしくお願い申し上げます。下記のレコーダー右側中央をクリックしますと、館長の挨拶が聴くことができますのでお試し下さい。
 〒259-0142 神奈川県足柄上郡中井町久所418 電話0465(81)5339
 一般入館料500円、毎週月曜日休館




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2005年06月27日

若き鋳物師

tetubin.jpg
 5月25日に置いていかれた鋳物作品をスケッチしました。
 背丈9.6a、幅17.0aの小振りな姿は、まことに好ましく両の手に納まる。小風炉か手あぶりか、私なら香炉に使いたいとのたまう人も出る。当分の間、特別展『鉄瓶鉄釜 江戸の味わい』展に参考品として展示してみます。
 地味な伝統工芸技術の若き体得者の、発表の場を提供すると共に、大いにスケッチを描き、若き鋳物師「白巾釜師 中田文(ぶん)君」の存在を広く認識して頂けるよう、お手伝いしていきますのでよろしく。


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2005年06月24日

コラム戻って来ない物(その二) 雷記者発、平成9年5月28日のコラムです。字数の都合でふた口となってしまった。お許しあれ。

koramu2.jpg ▼昔、小田原市板橋に「電力王」「電気の鬼」と呼ばれた松永安左衛門の別荘があった。邸内には、茶室「黄梅庵(おうばいあん)」や国宝「釈迦金棺出現図」など貴重な文化財が沢山あった。しかし、昭和53、54年ごろ、茶室は大阪・堺市へ。釈迦金棺出現図は、京都国立博物館へ流出した。小田原市の貴重な文化財は、それぞれバラバラになってしまった。その後、建物は、市の郷土文化館分館松永記念館として、秋の企画展などが開かれ、"文化の香るまち・小田原"に貢献している。▼子供たちに昔のことを伝えようと全国から集められた江戸民具街道の収蔵品は、貴重な民俗資料だ。行政は、21世紀に何を残さなければならないか考えるべきだ。失った物は二度と戻ってこない。
 只々感謝の気持ちを込め、載せされて戴きました。 秋澤敬白


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2005年06月22日

コラム戻って来ない物(その一) 雷記者発、平成9年5月28日のコラムです。字数の都合でふた口となってしまった。お許しあれ。

koramu1.jpg 日常生活から消え去った行灯(あんどん)や提灯(ちょうちん)など江戸庶民の技と知恵を伝える暮らしの道具を展示する中井町久所の私設民俗資料館・江戸民具街道がこのほど、開館1周年を迎えた▼小田原市前川の自営業・秋澤達雄さんが、集めた灯(あかり)道具、酒の器、錦絵など約1万点を収蔵。朱い壁の廊下の両脇には小部屋が連なる、社員寮を改造した資料館には、約2.000点を常設展示している▼エッセイストの新井恵美子さんは、「近頃はプロの手で作られる美術館や博物館が多い…。この社員寮を利用した手作りの資料館は、面白かった。小さな部屋は6畳間と押し入れであったものを、展示棚に作り替えた。一部屋、一部屋、足を踏み入れる度に新しい出会いが待ち受けている」−とかながわ風土記・「あかりの街道」で江戸民具街道の素晴らしさを書いている。
 只々感謝の気持ちを込め、載せされて戴きました。 秋澤敬白


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2005年06月20日

佐野美術館での木象嵌展

zougan.jpg
 富士を見はるかす山紫水明の三島で活動を展開中の佐野美術館にて、木象嵌の蒐集研究家の金子皓彦先生のコレクション展があり、この土曜日には先生もおみえだとの事を、インターネットの週刊芸術新聞で知り、資料をめくりましたところ、この図が出て参りました。
 平成16年の秋、箱根は小涌園ユネッサンでの寄木細工展で出会った、ヨーロッパ帰りのライティングビューロー(明治期)です。金子先生のコレクションでも大型のものでしょう。背丈が1b85aもあって、寄木とは思えぬ重厚な存在感に打たれてのスケッチです。
 今回もまた、期待通りの傑作の数々に出会え、なかでも椅子のすばらしさを絵に起したい。出来次第お目にかけます。


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