2006年01月30日

ローソクと燭台(その二)

燭台.gif 図は極めて豪華な燭台です。上の輪は灯明皿を乗せるためのものです。従ってローソクを立てる芯の先は、輪より必ず下がっています。
 このレベルでもローソクは貴重であり来客用なのです。
 参考に灯明皿二種を添えてみました。輪に乗せた所を、イメージして見て下さい。
 和ローソクの燭台には、芯つまみと呼ばれるピンセットと、つまんだ芯を入れる芯壷がついています。その内に、芯壷と芯つまみ掛のついた燭台を描き起して報告します。
   Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2006年01月27日

金曜コラム 健脚と防犯・防火

 「犯人を追いかける警察官」「ホースを抱えて駆け出す消防署員」。いずれも「駿
足」に限る。
 犯罪の増加、検挙率の低下など治安悪化に悩む日本の警察。
 神奈川県警はこのほど、平成14年の数値を元に@犯罪抑止A検挙率アップの目標値を大幅に達成し、安全・安心な地域づくりに成果を上げた署を表彰した。松田署は@Aで本部長表彰を受賞した。県内53署中、ダブル受賞は松田など10署だった。
 足柄上1市5町には、1月2、3日の「東京箱根間大学駅伝競走大会」に負けず、今年60回目の歴史を刻んだ「足柄上地区一周駅伝」がある。毎年、箱根駅伝の往路にあたる3日の午前9時、開成町の県足柄上合同庁舎をスタート・ゴールに10区間46`で争われた。
 今年は松田署のクラブチームが初参加、1本のタスキをつないだ。「駿足」が命の消防署が、3月12日開催の「第51回山北町町内一周駅伝」出場に向け、警察との混成チーム編成に動き出した。「警察・消防チーム」の健脚ぶりは、防犯・防火のバロメーターだ。   (粒)


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2006年01月25日

江戸からくりの揃い踏み

東野進.gif 江戸の最高からくりと言われる所の「弓射り童子」二体と、百五十年ぶりにアメリカから里帰りした「文字書き人形」を加え、からくり儀右衛門の最高傑作の三体が、一月十一日、江戸東京博物館にて並びました。
 写真Aは正面から見た所です。写真Bは構造体の一部を外して、からくりのカムと言う操作板の仕掛けを説明されている所です。
 二月五日までは個々に展示はされております。今後二度とないであろう図柄ですので、記念的なものと言えるでしょう。
 文字書き人形の所在を突きとめ、里帰りをさせ、完全修復された東野進先生でなければ、出来得なかった快挙と申せましょう。
            Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2006年01月13日

金曜コラム 女優と予算

 市長さんはサユリスト!? ♪北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで暖か〜くなる‥‥。
 小田原評定で知られる小田原市の小澤良明市長が、年頭の記者会見で新年度予算を”寒い朝予算”と名付けた。昭和37年に17歳の吉永小百合と和田弘とマヒナスターズが歌った「寒い朝」を思い出した。昭和40年代初め、早稲田大学で西洋史を学び、しとやかさと知性あふれる清純派女優・吉永小百合に恋いこがれる男たちを総称して「サユリスト」と呼んだ。
 日本列島は、異常寒波による記録的な大雪に見舞われている。一番寒いのは「夜明け前」だ。寒い朝は布団から出るのが辛い。
 商業の地盤沈下が叫ばれて久しい小田原駅前が、「駅ビル効果で客足が戻ってきた」と新聞に載った。「寒い朝予算」と命名した裏付けは、小田原駅ビルにあったのか、と思った。
 1市民の筆者は、老朽化した市民会館に変わる城下町ホール建設など着ぶくれが心配になった。
 吉永小百合が橋幸夫とデュエットした「いつでも夢を」は、30万枚の大ヒットを記録した。昭和37年のレコード大賞を受賞し、NHK紅白歌合戦に初出場を果たした。♪星よりひそかに 雨よりやさしく‥‥と、少し音程をはずしながらも素直に、けなげに歌う姿が、聴く人に感動を与えた。
 人々の暮らしを守る予算は、「寒い朝」より、明日への希望を描いた「いつでも夢を」がいい。(粒)


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2006年01月11日

驚きの文字書人形

からくり.jpg 待望の「夢大からくり展」に正月二日の初日に家内共々参りました。午後二時半からの実演開始には、既に一杯の人々にで、後方からのび上っての見学です。
 一段落のあと、席に座って四時からの実演再開まで、放映ビデオを見学するもただただ驚きでした。
 人形の文字のメインは「寿」であり、松竹梅の三文字が続くようです。二度目の実演でわかったのは、文字の切りかえは何とギヤで切り変わり、一文字三枚のカムと言われる操作板の移動で行われるのです。カムによって引かれる糸が、又単純なものではないようです。
 更に見学質問して、ご報告をいたしましょう。
           Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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2006年01月09日

からくり展

符天機.jpg 十二月二十七日、久方ぶりに出張展示のため、収蔵品が旅立ちました。
 行き先は東京両国の江戸東京博物館です。タイトルは「夢大からくり展」です。既に始まっており、二月五日までです。
 今回のからくり展は、かってなかった一大イベントであり、中でもアメリカ帰りの文字書き人形は圧巻であり、「寿」を始め「松」「竹」「梅」の四文字を自動で書き上げるもので、完全修復初公開です。
 それと並んで当館の江戸後期の振子時計「正時版符天機」が展示されます。日々からくりの実演が行われます。連日通って勉強です。又ご報告をしたいと思っています。
   Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄

*今週は都合により音声なしとなります。

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からくり展

ク1.jpg 十二月二十七日、久方ぶりに出張展示のため、収蔵品が旅立ちました。
 行き先は東京両国の江戸東京博物館です。タイトルは「夢大からくり展」です。既に始まっており、二月五日までです。
 今回のからくり展は、かってなかった一大イベントであり、中でもアメリカ帰りの文字書き人形は圧巻であり、「寿」を始め「松」「竹」「梅」の四文字を自動で書き上げるもので、完全修復初公開です。
 それと並んで当館の江戸後期の振子時計「正時版符天機」が展示されます。日々からくりの実演が行われます。連日通って勉強です。又ご報告をしたいと思っています。
   Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄

*今週は都合により音声なしとなります。

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2006年01月04日

蝋燭と燭台(その1)

ク1.jpg 古くは奈良時代、中国から輸入された蜜蜂の巣の蝋分にて作られた「密ロウソク」が宮 廷や寺院などで用いられたとあります。
 多く使われたのは、「木蝋燭」(もくろうそく)と呼ばれた漆蝋燭、さらに江戸期に入り急速に生産が進み普及し始めたことろの、ハゼの実の蝋分を集めた「ハゼ蝋燭」などでは、奉書紙を細く丸めたものに灯芯を巻き付けて、これに蝋を塗りつけ徐々に太く仕上げていく。10目掛、30目 掛、百目 掛と目方で表し、百目掛とは百匁(もんめ)の蝋が使われているのです。
 極めて貴重なもので贅沢品であったと申せましょう。(つづく)
          Antique Museum 江戸民具街道館長 秋澤達雄



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