蘇れ!団塊バンド
2年後から始まる団塊世代の大量定年。昭和22年から同24年、戦後のベビーブームに生まれた団塊の世代は全国で690万人ともいわれる。巨大な塊(かたまり)は、セカンドライフ探しに再び動き始めた。
昭和40年代初め、甘い声でロマンチックな大人の世界を歌ったムード歌謡が全盛を極めた。新たな需要や供給を産み出した団塊の世代は、ビートルズやグループサウンドやフォークソングに目覚め、日本の音楽を変えた。
神奈川県西部の小さな町・松田にも団塊の世代をリーダーに町職員6人で編成したバンド「カティサーク」があった。昭和51年10月、メンバーの一人が、作詞・作曲を手がけた「酒匂恋歌」と「松田の女(ひと)」で
レコードデビューを果たした。レパートリーは演歌からポップスまで約300曲。
♪淡い月影背にうけて 一人たたずむ酒匂川……と歌う「酒匂恋歌」と「松田の女」は
シングル版で1000枚出した。
クリスマスパーティには、あちらこちらから声がかかり、NHKテレビ「関東
ネットワーク一都六県」に出演するなどプロ並みのスケジュールに追われる一方、自然豊かな町・松田のPRに貢献した。
休眠中のカティサークは今、地域で自分らしく生きるための術「バンド再結成」に目覚め始めた。 (粒)
当時の「酒匂恋歌」
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posted by yoshi at 06:22|
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