2005年08月17日

「有明行灯(ありあけあんどん)」(その2)

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 休む時には灯芯を一筋にして、台にした鞘(さや)を朱塗り桟(さん)の火袋に被せ覆い、光を押さえます。
 覆いの正面には満月、左右には三日月が、透かし抜きにされたものが普通で、その向きで光の量を更に調整したものです。
 鞘で覆っても、丸窓から十文字の桟を上に上げれば、油の注ぎ足しや火もらいにも不自由はなく、火皿受けは板を丸くくり抜いたもので安定している。江戸中期に姿を現し明治になって板ガラスが出ると、正面の格子戸には、素通しや江戸小紋の柄付ガラスが使われるようになり、大正の終りまで活用されました。
 民具には着想の良い物が多い。中でも、心遣いの深さが強く感じられるずば抜けた発想には、頭が下がります。

音声でこの解説を聴くことができます。


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posted by yoshi at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする